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2025年度 新入部員募集中
自己紹介とはじめに
平素より、和歌山大学体育会サッカー部の活動にご理解・ご支援賜りまして誠にありがとうございます。
和歌山大学体育会サッカー部主将の東 修斗と申します。2023年度、2024年度と2年間主将を務めさせていただき、この伝統ある部での主将としての活動もいよいよ終わろうかとしています。
さて、タイトルの通り、2025年度の新入部員の募集をさせていただきたいと思います。
ですが、募集するだけでは何の面白みもない文章と組織だと思われるので、少しだけ前置きとして、僕が在籍したこの4年間とこれからの展望を混ぜつつの文章とさせていただこうと思います。
少し拙い文章で、長くなってしまいますが、是非最後まで読んでいただければと思います。
4年間を振り返って
まず、この4年間を振り返ると、随分と和歌山大学体育会サッカー部を取り巻く環境は変化したのかなと思います。僕が入部した2021年はまだ新型コロナウイルスの影響が大きく残っていた時代で、今のような地域を巻き込んだ活動は全くと言っていいほどできなくて、それどころか、サッカーの練習、試合すら制限がかかっていた年でした。
結果としては、何とか3部に残留することができ、来年へと繋げることができました。
そして迎えた、2022年。待っていたのは苦労の年でした。
まずは、学校の新型コロナウイルスの影響による課外活動禁止で2ヶ月ほど遅れ、リーグ開幕間近での新チーム始動。
そして、その影響もあって、なかなかできない新歓活動。なんと、新入部員は選手とマネージャーが1人ずつでした。
しかし、この4年間で火をつける1番のきっかけで、良くも悪くもこの部のターニングポイントになったと思います。
リーグの結果としては、4部への降格、シーズン通して4勝しかできないという悔しいシーズンになりました。
一方で、明るい未来も見えていました。
夏頃からテクニカルアドバイザーに、現福山シティFC アカデミーコーディネーター/英数学館高校サッカー部 総監督の脇 真一郎さんを招き、今のスタイルの基礎となる部分をチームに植え付けてもらいました。
これも大きなターニングポイントだったと思います。今は福山の方に居て、現場で直接はかなり減りましたが、それでもオンラインでのスカウティングや振り返りなどに参加していただき、チームの力になっていただいています。
また、この年から少しずつ、新型コロナウイルスの影響による制限が少しずつ緩和されてきて、さまざまなプロジェクトを展開します。
はじめに取り組んだのは、エンブレムの作成でした。今の和歌山大学体育会サッカー部のエンブレムは、OBの森田 一成さんに監修していただき、部員と創り上げたものです。
これからも部の誇りとして、輝き続けてくれると願っています。
次に取り組んだのは、“WAプロジェクト”と呼ばれる、弊部独自の地域貢献活動をはじめとする、さまざまな活動を立ち上げました。この活動は幣部にとって非常に大切にしている文化で、部員全員がサッカーと同じぐらいの熱量で取り組んでいます。
概要は以下の画像のとおりです。
具体的な内容としては、小学校でのサッカーの授業を担当させて頂いたり、高校生への学校紹介、スポンサー活動の一環としてのイベントのお手伝いなどをはじめ、弊部主催の1DAYサッカーフェスティバルなど、さまざまな方々のご協力もあり、今では活動の幅をとても広くすることができています。
そして、なによりこのような活動をできているのは、OBであり、現南紀オレンジサンライズFC所属 竹川 恭平さんと共同で行わさせていただいた、クラウドファンディングが一番大きな要因でした。
たくさんの方々にご支援いただき、私たちの想い、これからのビジョンを知ってもらうと共に、私たちが活動を広げていくなかで直面した資金難を解決することができました。心より感謝申し上げると共に、これからもこのクラウドファンディングの存在を後輩たちへ語り継がなければならないと強く感じています。
ここまで少し長くなってしまっているので、飽きてしまわないように簡潔に進めていきたいと思います。
2023,2024年のサッカーの結果に関しては、結論から言うと、満足のいくものではありませんでした。積み上げてきたフットボールを表現することができつつあるものの、結果は昇格争いの少し下の順位。あと一歩が2年間足りない結果となってしまいました。来年は何としても4部優勝、3部昇格を成し遂げたいと思います。
新入部員募集とビジョン
さて、ここからが本題です。
和歌山大学体育会サッカー部では2025年度の部員募集をしています。
募集といっても、国立大学なので、サッカー部独自での推薦は一切ありません。では、どういうことか。
一つの選択肢として、和歌山大学を知ってもらい、体育会サッカー部に入部するために合格を目指してもらうということです。
もちろん、受験制度は一般入試はもちろんのこと、学部独自の推薦、紀南枠と呼ばれる地域限定の選抜、そして、学校としてのスポーツ推薦など、共通テストや二次試験等の筆記での試験がないもの、少しの割合のものも多くあります。
なので、「国公立やから俺は勉強が足らんし無理かな」という方でも、スポーツでの成績や学校生活、圧倒的なコミュニケーション力や文章力、プレゼンテーション力があれば突破できる入試がたくさんあります。
現に、部員の中にはスポーツ推薦で入学してきた部員もいたり、他の推薦で入学してきた部員も多くいます。
詳しくは、下記の和歌山大学公式HPよりご確認ください。
https://www.wakayama-u.ac.jp/admission/faculty/invitation/
募集ではないと思われるかもしれないですが、現状、これしかできません。
しかし、そもそも和歌山大学を知らない方も多いのではないでしょうか。和歌山にある国立大学として見られているか、それすらも知らない方が大半だと思います。
そうした高校生の方々へ、一つの選択肢として和歌山大学を知ってもらうことが大切なのではないかと思います。
“WAプロジェクト”のところでもお話しさせて頂いたとおり、近い範囲の和歌山県、大阪府の高校にはリクルーティングマッチを行わさせていただき、大学紹介を行うことができているという状況で、実際、そこから入部してくれた部員も多くいます。
しかし、もっと弊部の活動を知ってもらい、魅力に感じてもらいたいと考えています。
なぜなら、全国から来て、和歌山大学体育会サッカー部で活動をしてもらう価値があるからです。
フットボールの取り組み、それ以外の部分での取り組み、全てにおいてこのクラブには価値があると思います。
そして、まだまだ創出できる価値があると信じています。
まだ見ぬ新たな価値をこれから入部してくれるみんなと創造していきたいと強く思います。
地域と共に歩む新たな部活動の形、大学スポーツで生み出すビジネスの形、全てにおいて大学スポーツ、サッカーはまだまだ可能性を秘めています。その可能性をみんなで探りながら未来に誇れる和歌山大学体育会サッカー部を創っていきませんか。
今後も多方面に渡り活動を広げていく予定です。
地域の課題解決を共に行い、共に歩み、自らの成長も同時にしていく。
もちろん、サッカー部である以上、結果にも拘り続けます。天皇杯では、和歌山予選での優勝、天皇杯への出場。関西学生サッカーリーグでは、3部への昇格・定着、やがて、2部、1部そして、インカレ、総理大臣杯への出場、優勝とサッカーでも結果を残し、和歌山、日本を代表するそんな部になっていければと思います。
そのためには、サッカーの能力はもちろんのこと、志を高く持ち続け、成長に対して貪欲になれる、人として、サッカー選手として、よりレベルの高い高校生の皆さんの力が必要です。そんな皆さんに会える日を心待ちにしています。
そして、チームの原動力になるのは選手だけではありません。
学生コーチ、マネージャー、学生トレーナー、広報、運営、企画、デザイン…
あるいはまだ見ぬ歯車となり、自分の”強み”でチームの原動力になりませんか。貪欲に成長しませんか。
成長し続けたい。そんな高校生がたくさん集まり、みなさんが来てよかった、ここなら成長できる、そんな場所になれるように、部員一同、更に努力して来る春を心待ちにしています。
Jリーグチームのないこの和歌山の象徴になり、和歌山をサッカー大国、そして、和歌山大学体育会サッカー部を未来に誇れる組織に共にしていこう。
この部が全国の頂点に立った時に、
「俺らが、私たちが、大きな一歩を踏み出したんやで。」
胸を張って言えるように共に創り上げていこう。
最後になりましたが、長く拙い文章ながらここまで読み進めていただき、本当にありがとうございました。
この文章を読んで興味を持っていただいたり、分からないことがあれば、各種SNSやメールにて連絡してきてくだされば、部員一同、真摯になって相談に乗らせてもらったり、アドバイスさせていただきます。また、お知り合いにサッカーが好きで大学でもサッカーをしたいや、サッカーに関わりたいという方、成長を貪欲に掴み取りたいという方がいらっしゃれば、選択肢の一つとして紹介していただければ嬉しく思います。そして、サッカー関係者の方をはじめ、様々な方々へお願いがあります。少しでもこの想いに共感していただければ、拡散、SNSでのいいねやリツイートをしていただけるととても嬉しく思います。
今後とも、和歌山大学体育会サッカー部にご支援の程、よろしくお願いいたします。
和歌山大学体育会サッカー部 2023-2024年度主将
東 修斗